Energy and Crystals

鉱石とエナジーワークと神智学と、生きること。

脳と波動と現実の秘密

脳科学、量子物理学、インド哲学。この3つがあればきっと、スピリチュアル、の問題はすべて解決する。

インド哲学には既にもともと、その秘密が継承されていて、幾らかは書き換えや捏造もあったとしてもキリスト教ほどではなく、神智学(ジュワルカル)がインドを「保存する」という役目をもった国だと言っている通りなのだろうと思う。日本人が中国から来たと思っている古代の知識や伝統は、大概、インドから中国に渡っている。

古代世界ではローマであってもとても敵わないような国力を中国が持っていて、さらには、古代の途中まではインドの盛えは凄かった、という。古代ギリシャといったら現代でも超えられない様な、哲学や数学などの知識の殿堂であった訳だけど、ギリシャの哲学者がインドまで出向いて教えを受けて、「いやあインドは凄いよ」と文献に書き残したりしているらしい。聖人つまり哲学者たちが森に住んで修行に励み、覚醒したり、教えを説いたりしている「賑わい」のような、哲学メトロポリスみたいな世界だったのかも。

 

そんな中から、ヴェーダや、数々の哲学の流派や、ヨーガ、アーユルヴェーダが生まれていった。キリストも一説には、若い頃にインドに行って学び、帰って来て布教を始めたという話もあり。それを聞いた時は「ええ、まさかあ」と思ったけど、ギリシャの哲学者たちがやっているのだから、時代的にも状況的にも、キリストがやっていたって全然不思議ではない・・。つまりは、シュタイナーの言うように「すべてはインドから」なのかも。

とはいえ、インド大好きという風には私はなぜかなれなくて、アーユルヴェーダの3日間終日連続講座では、2日目の夕方には、ヨーロッパ的な空気を自分に入れたくなって(笑)そういう雰囲気の雑貨屋さんに立ち寄ってみたりしていた。講座でご一緒の方々には「やっぱりインドに勉強に行きたいの?」と訊かれたりして。皆さんはもちろんそうだし、既に何度も行っているという方々も。

インドは最近、都市では空気汚染が深刻で、それで体調を壊す市民が少なからず、というほどの問題になっているよう。知識の保存庫とはいっても、現代のインド社会は多くの問題を抱えている。この先、中国とともにインドのありようや進む方向が、世界の未来を決めていくようになるのだろう。

 

脳科学

ヒーリングを仕事にして来て・・というより自分自身のあゆみにエナジーワーク、ヒーリングを活用してきて、つくづく思う。癒しは脳である、と。チャクラやライトボディ、肉体を含めたシステムで起こる癒しや解放、活性や調整も、最後に脳に反映されるからこそ、その人の現実の一部となる。そして、まだまだ知り得ていない脳とエネルギーの仕組みがあることを最近、実感する。

中々変われないという人は、ヒーリングを受けたりセルフでチャクラや体の調子が一時的に良くなったとしても、管制塔である脳までがリニューアルできなくて、また慣習的にチャクラなどの状態も、時間が経つに連れて戻ってしまうという仕組みなのかもしれない。

悟りは脳波がガンマ波になることだという話もある。それも、あり得ると思っている。覚醒もワンネスも、現実創造も、みな脳であると言える。けれど、では脳だけが変化、進化すればいいのかというと決してそうではなく、チャクラの状態、エネルギーの周波数、波動的健康状態を反映した上で、脳が情報を管理して現実を運営するという構図。

 

逆に言えば、脳を操作することで、肉体もエネルギーも、周波数や健康状態を上げたり下げたりすることも出来るだろうとも思う。脳の情報はコンピューターのようなものだから、ハッキングするようなテクノロジーが存在し、人の状態をそこから変えてしまうようなこともあるだろうと・・・何も、新手のサイキックアタックだとか、良からぬ宇宙人がやっている事だ、という話ではなく(それもありだけど..)丸腰の無自覚な普通の人々もまた、ただただ本能的、動物的に、他者の脳に独自の手法で介入したり、という方法をそれぞれが持っていそうだ。(もちろん無意識に、ネ)

 

アストラル体のフォースが強い人は、人望を集めたり、リーダーシップを取りやすかったりする。それとは正反対の、周波数が高い宇宙人タイプの人だと、脳科学的なことをシステムが知っていて、悪気なく自分のエネルギーを他者の意識の中に送信したり、ハッキングのつもりなどなくても、同化願望が強いタイプの人(魚座とかかな?)だと相手に寄り添い寄り添いしているうちに、相手の意識世界の住人になってしまっていたり? 

思春期の密に仲良くしている女子の親友同士とかだと、そういう事が起きていそう。若い恋愛中のカップルとか(若い、というところがポイント。まだ自立した大人になりきっていない段階の)。以心伝心、のような現象。メンタル情報、アストラル情報を身近な人からコピーしてしまう現象も親子間などにありそう。日本人の「空気を読む」という性質を、海外の人は「テレパシーを使う」と表現しているよう。国民性として日本人は特に、ハートというより脳で繋がり合っているかも...(だから操られ易いということになってしまう?)

 

私たち自身は3次元のことしか自覚できないけれど、4次元、5次元的には、色々な事が起きているのだろうと思う。それを、いまだ現代の科学では説明し切れていない。人間の脳や人体や、さらにサトルボディ(オーラシステム)のことを。一般科学ではなく量子物理学だけが、スピリチュアルに近づきつつある。そこまで行くと、物理学といえども見えない世界になるからだ。それらを全て、数千年前に説明しているのが、インド哲学

脳科学、量子物理学、インド哲学。・・そういえば、これらの3つはカレッジのマスタークラス「意識の学校」で導入を試みた3本柱だ。私自身がまだまだ力が足りず中途半端であったけれど。そして古代インドの「ウパニシャッド」のイメージで、師匠と弟子の一対一の対話によって、成長の進路を導き出していくという手法をとった(少なくとも私はそのつもりだった・・生徒さんたちに伝わっていたかは微妙だけど・・一応説明はしていた・・笑)。

 

エナジーワークと、脳の関係の不思議(本当はまったく不思議ではないけど、解明されていないから..)は、驚きと共に多角的に経験してきている。ヒーリングと出会ってまっしぐらという感じでヒーラー仕事を始めて、4年を過ぎたころに一度、「自我を取り戻す」という体験をしている。当時はヒーリング以前の記憶が淡く、それ以前の自分に興味が全くなくなり、ただただ高次のチャネルであれば良いという状態。軽く?ウオークイン状態だったのかも.. ヒーラーになる前年に、白い太陽の爆発体験をしているし。何かの化身のようになっていたか。

そこから、自我を取り戻すという選択をしたことがあり。システムの周波数はかなり下がって、宇宙人化していた意識に、人間としての自分の意識が戻って来て、少し苦労したけど、やがて統合された。オーラシステムの状態・周波数帯と、脳のありかたと、人格・現実への反映は、繋がりあっていて連動してセットされる。けれど、ただただ上げていくのがどうやら目的ではなく、私の場合は多方面からの情報を体験を通じて集積して、何か・・・きっと、理解、そして執筆へと、反映させたいらしい。。

美輪さんもだいぶ前の著書で同じようなことを仰っていたっけ。

 

行ったり来たりを繰り返すうちに、かなり何かを掴めて来た気がする。過去の自分の状態も含めて、チャクラやカルマだけでなく、脳と、システムの周波数との関連性。

長くなったので今日はこのくらいで。。

Love and Grace,

Amari