Energy and Crystals

鉱石とエナジーワークと神智学と、生きること。

意識の波長

日記のタイトルを決めて書き出したものの、筆が進まず削除、ということが何度かつづいた。こんな事って、本当に珍しい。いかに、今、情報の混乱、情報操作、それによる人心の混乱が起きているか・・ 

こんな時は、感じ取って不安を抱いたり、それゆえに何かをしようと落ち着かなく思考したり、低迷したり、逆にその本能的な感受性を茶化して変に明るく、あるいは怠惰になって凌ぐ・・など、その人の性質がそれぞれ現れるのかもしれない。

気象は「天気」、天の気、という日本語のとおりに、人間界を超えた世界の気(エネルギー)および、人類のアストラル集合場の顕れだと言える。このところの落ち着かない、一定しない天気が、エネルギー状態を表していると言えそう。

前回の「白い聖堂」が終わった頃から、やや久しぶりにアリス・ベイリー著書を読みたい気持ちになっていた。チャレンジ済みの方は分かると思うけど、難解と言われるけどそれよりも、周波数を合わせてその波長で読んでいくところに自分をチューニングするのにコツが要ると言う感じ。

出ている著書は全巻揃えて、街中でもフラリと片手に持って読めるようになっていた私でも、ここ1〜2年は「襟を正して真摯な態度で」という意味で、普段、そう簡単には読まないようになっていた。ケド、メッセージ的に受け取っていたそのことの意味が分かった。情報の混乱、混戦・・きっとこれからはずっと続くと思うけど、特に6月半ばから現在はかなりのもので(通信障害もそれを体現していますね)・・

毎日瞑想やワークをする人にとっても、なかなか厳しい最近。アリス・ベイリーを読んでいれば、変わらないシャンバラの、マスター界の周波数に自分の意識、脳のチャンネルを合わせることが出来るから、防護策として受け取ったメッセージだったのだ・・と気づく。ある意味で アリス著書はバロメータと言える。

だいぶ前・・カレッジ一期だったかな、生徒さんが石の卸売をしている長老的な方に「ヒーリングの勉強をしています」と言ったら、「アリス・ベイリーを読んでる先生がいいよ」とアドバイス貰ったそう。「はい、そういう先生です」と答えましたよという話をしてくれた。そうそう、分かる人には分かるのだ〜。

とは言え・・神智学さえやっていれば大丈夫ともきっと言えない。アリスを読みこなすアンチな人だってきっと居るだろうし。。(笑)。。カレッジで最初に神智学を紹介すると、生徒さんの何人かがネット検索をして「良からぬ情報」を見たと言って、不安を訴えて来る。毎年1〜2名はいらっしゃったかな。。。そうそう。そういう世界なのだ。

検索すると、「ちゃんと」良からぬ情報も出てくるようになっている。

自分自身で感じる、選べる、という自信が確率していない人は、パパっと出てきた情報に左右されて不安になったりしてしまう。

では、自分で感じる、「分かる」と自負している人が絶対大丈夫かというと、そうでもない。ネガティブになった時(自分自身の未解決・未消化のネガティビティと外から来る力がつながった時)、「感じやすい私ですから分かるのです」と言って、びっくりするような事を言い出して、周囲が唖然としているうちに、あっという間にそれまでの努力、癒しや浄化の道のりを捨てていってしまう事もある。

それこそ情報操作、脳内操作、感覚操作、なのです。そういう世界で、ものごとが「どんどん良くなっていく」メカニズムが、働かないようになっている。だからある意味で「思考停止」してしまっている専門家も多いのではないかと思う。

 

せめてもの揺るぎない「善」が、この世に示されていることにいつも感謝している。宗教ではないから、妄信している訳ではない。というか、妄信できるような、甘いものでもない。細っそりした糸かもしれないけど、常に私たちの前から、愛の道を辿っていけるようになっている。

それを見失ってしまう人が多いのかもしれない。「光の時代が来たからもう大丈夫」ではない。自分自身の中に善は、光は、愛は築かれていく。それに磨きをかけながら、周囲や世界の変容を願い、エネルギーを広げていくのが、メタフィジで生きる人の姿。

先日紹介した、ババ・ヴァンガの予言はある意味、真実味があるなあと思う。遺伝子に変化が起き、脳の30%を使えるようになった時(現在は数%しか使っていない)、人間はもう悪意を抱かなくなり、地上は平和になる(二元性の終焉)・・・それは、あと2000年以上先のこと。(と予言されている)

スピもそうだけど、全てにおいて、情報時代。ゆえに、情報戦の時代。

何を信じるか、誰を信じるか、つまり自分自身のその判断を信じられるか。日和見ではなく。・・そんな自分作りを早急に、進めるべき時代だと、私は思うし、変換点の時代の危うさも大いに感じている。

Love and Grace